2003年にログハウスを建てました。『自分一人の力で建てたい』なんて・・・ロマンはありますが、基礎工事、組み立て、電気配線、上下水の整備、内装・・・・ 現実的にはきっとすごく長い年月を要します。フルセルフビルドを諦め、ハーフ(もしくはセミ)セルフビルドを決め、自分(施主)も建築に関われる業者さんを探しました。 が、・・・なかなかありません。危険も伴うし、また素人が現場で作業することの効率の悪さもあります。やっぱり業者さんとしては、口も手も出さずお金だけ出してくれる施主がありがたいですよね。

しかし、数は極めて少ないですが、そんな施主の気持ちをくんでくれるログハウスの施工会社も探せばあります。良い出会いに恵まれ、夢が叶いました。



建築の素人の私が、大胆にも家作りに加わるなど夢にも思っていませんでした。大工道具も触ったことのない自分が、ここまで建築に興味を持ったのも、はやり人との出会い。

中でも、施主の建築参加を快く受け入れてくださった京都と滋賀県のログハウス施工会社にはお世話になりました。ここで知りあったビルダーさんとは今でも良いお付き合いをさせてもらっています。

もし、施主参加型の家作りに関心がおありなら一度HPを訪ねてみてください。心に描くライフスタイルへの大きな一歩につながるかもしれません。

アメリカンホームシステムジャパン(株)  → http://www.ahsj.co.jp/

アトリエ・山林舎
   →  http://www.sanrinsha.biz/

あとりえ どりー   → HPへ      





システムキッチンを購入すると楽ちんですが、100万円は軽くします。自作ですと費用はとても安くつきます。私は素人で、技術はありませんが、『 同じ人間がすること。やってできない事はない 』 という精神で挑戦してみました。本を読んだりインターネットで調べたり・・・。 幸い今の時代勉強するための情報源はたくさんあります。

道具は、ホームセンターでレンタルしたり、お世話になった大工さんから借りたりもしました。でも、結局欲しくなり買いそろえて、今はmy tool が増えましたが。

まず、これがなければ暮らせません

これで雨対策も万全です。少しコワイ想いもしましたが、自作すると大きなコストダウンにつながります♪

このように仕上がりました。母屋と家具工房をつなげる雨よけです。骨組みはホームセンターのSPF材、屋根はポリカーボネイトの波板です。塩ビのそれもありますが、耐久性が低いです。

地味な作業  しかし大切です

耐火煉瓦が望ましいですが、普通の煉瓦をホームセンターで買いました。モルタルの着きが良くなるように水に浸して使います。

できる事ならコレも自分でやってみたいところですが、素人の私にはやっぱり無理です(笑) そこで土台だけは自作することにしました。 これでもかなりのコストダウンにつながります。

ステンレスのプレートで周囲を囲みます。

水栓が来る箇所に、ホールソウとドリルを用いて穴を彫っておきます。

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薪ストーブの設置 200kg との格闘 

床にテラコッタゾーンと、木板ゾーンの境界線を思うがままに描きます。柔らかさを演出したく曲線で描いてみました。

デッキ作り

再利用は冬場の薪ストーブの燃料となります♪このゴミ箱自体もやがて燃料として生かされます。無駄のない建築です。

解体した廃材で、巨大なゴミ箱を造りました。家造りは大量の廃材が出ます。しかし廃棄するのでなく、ここにためて再利用します。

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ドア・窓などの建具関係は木枠などでしっかり梱包されて届きます。それらの木枠を解体する作業です。ビスではなく釘打ちされているため、バールで解体してい行きます。

ビルダーさんに指導を受けた後、勝手口の階段は自力で作成できました。学ぶことは大切です。

ポイントは段数と階段の角度。人間工学的に、もっとも平均的な公共の階段(駅や学校など)の角度を採用しました。

階段造りはかなり難易度の高い作業です。自作することを諦め、親しいビルダーさんに手伝って頂きました。

階段造り  難易度高いです・・・

一日中、お猿のように高い所を行き来しました(笑)
高い所は足がすくみ、作業がはかどらないですね。
やっぱりまだまだ素人・・・です。

薪ストーブは日本の輸入代理店を通さず、ログの部材と一緒に梱包し、並行輸入しました。よって設置は自分の責任で行います。お世話になったビルダーさんに手伝って頂き、3人で据え付けました。200kgの重さは一人では絶対無理です!この製品は触媒(キャスタリック・コンバスター)が付いています。炉の温度が360℃以上になると触媒モードに変換してやります。炎の揺らめきがマイルドになり、薪が長持ちするのが特徴です。また煙突からの煙もほとんど視認できず、ご近所にも迷惑がかからず、環境にも優しいシステムです。アメリカのストーブは触媒付きが義務づけられています。

家の中で 炎 を楽しむ。癒やされます。

雨対策 お猿のごとく

設置完了! 試運転

いよいよ搬入です。200kgの重さは半端ではありません。大人3人でエジプト方式でローラーを転がしながら設置します。

夜を徹して積み上げ、明け方完成しました!煉瓦とログ本体の壁には隙間を設けておきます。

深夜の煉瓦ワーク。静かで孤高な時間です。

炉台を造ります。まず設置する床にモルタルを敷きます。

アメリカのバーモンドキャスティング社の『ディファイアント』です。

本体、その他備品がぎっしり詰まっています。

薪ストーブが到着しました。バールで梱包のボードをこじ開けます。緊張の瞬間

ハイ!出来上がり

電気屋さんからあらかじめ指示された配管を残して慎重にモルタルを流して固めます。

流し込むモルタルはミキサーで練ります。ここでも大活躍のミキサー。本格的に家造り、庭造りをする場合は必要です。ホームセンターでも小型のそれは売っています。

設置場所に木枠を組んで砂利や砕石で基礎を作ります。とても重い物が乗るので点圧し、しっかり固めます。

炎天下の下、一人孤独な作業が続きます。

アールのついた箇所は苦労します。木板はジグソーで、テラコッタはディスクグラインダーで慎重に少しずつ削って丸みを持たせます。

電気温水器設置  無理です(笑)!

モルタルでテラコッタを順次敷き詰め、目地を埋めて行きます。

テラッコッタを貼るゾーンにはモルタルを流すため防水シートを敷き、その上にラスを打ちます
 ラス・・・モルタルが付きやすくするための金網

木板のつなぎ目に少しアールを持たせたく、角を1本づつ削っている様子です。一見無駄のようですがこだわりたい箇所です。

まず木板をはって行きます。

床の造作 テラコッタと木で造ってみました

最後にホームセンターで購入した換気扇を取り付けて完成です!

切り口をノミで整えます。

かけやでたたき豪快にぶち抜きます。うまくくり抜けて気持いいです♪

丸鋸でログの壁を豪快にくり抜きます。手を切らないように慎重に。

壁をぶち抜く豪快な作業です♪

換気扇製作

インターネットで購入したIHを自作した台に慎重にはめ込みます。緊張の一瞬。 うまく入りました♪

床にテラコッタを敷き詰めました。水栓をあらかじめ空けておいた穴に埋め込んで水が出るように設置します。

モルタルは量が多いため、バケツや船での手練りは疲れます。写真のミキサーの中古を知り合いの左官屋さんから譲って頂きました。

シンク台を設置する箇所にはモルタルを流して補強と防水のを施します。

木工ボンドでつなぎずれないようにクランプでしっかり固定。翌朝には圧着しています。

2枚を貼り合わせて溝をかき込みます

きれいにくり抜けました。これを2枚作って貼り合わせます。

一枚物の分厚い檜の板が手に入りました。シンクを落とし込む場所を丸鋸で慎重にくり抜きます。

何もないところからキッチンを作って行きます。

キッチンシンク製作

デッキ材はたくさんの種類がありますが、パインに防腐剤を加圧注入したそれをカナダから輸入しました。健康に影響がない注入剤が使われています。根太を敷き、所定の長さにカットしてドリルでビス撃ちして留めていきます。ビスはステンレスの65mm。



















自作のスペーサーを用いて均等に床を貼っていきます。休憩時、自分の仕事に美しさを感じたり・・・自画自賛(笑)。

屋根のカラーベストの取り付けは高所のため危険です。業者さんにお願いしました。内装工事の大半は施主が行うという契約でいよいよ引き渡しとなります。

だいぶ出来上がってきました。

足場があるうちに、外壁塗装はすべて自分で行います。費用削減にもつながり、家に対する愛着も増してきます。全面2度塗り。

棟上げ間近。ビルダーさんとともに柱を立てます。写真右が私。

真夏の炎天下、青空と白木が美しいコントラストを奏でます。組み上げは積み木のようにあっという間に仕上がって行きます。

さて、組み立て開始です。ここから私(施主)もビルダーさん達に加わり作業をします。 写真右

クレーンで荷下ろし

て敷地内に搬入します。

カナダのバンクーバーから部材が到着しました。自分が描いた図面を建築士さんが製図にして建築確認を申請します。図面通りにプレカットされ到着です

基礎は基礎屋さんにお願いしました。高さが1300mmあるので全面床下収納が可能です。

土地探しに1年半の年月がかかりました。工房をいくつか建てるため200坪ほどの土地が必要です。まず敷地内にプレハブ小屋を建て建築の拠点とします。この小屋は後の家具工房となりました。