シドニーの友人宅で紅茶で燻す、ダックの燻製をごちそうになりました。 日頃、桜のチップで燻している燻製屋としては紅茶の燻製はとても興味深いものがあります。中華料理ではよく用いられる調理方法で、五香粉を使うのが特徴です。

食べ方は自由ですが、この日は中華風に大胆に骨ごとカットして大皿へ。 少しオイリーですが、手にとってかぶりつきます(笑)。とても中国的!チキンとは違うダックの食感と、五香粉のスパイスがアジアンテイストを演出し、美味しいです。

待つこと約90分。スモーカーから紅茶の香りの煙が出ています。

チャコールで火を起こして、その上に先ほどのアルミの袋に入れたチップを乗せて燻します。

袋から煙が出るように包丁で穴を数カ所空けておきます。

出来上がったチップをアルミホイルで作った袋に詰め込みます。

味の決め手となるスパイスを作ります。塩・五香粉・ブラウンシュガーを混ぜ合わせます。五香粉は地元のチャイニーズストアで簡単に手に入ります。

※五香粉(ウーシャンフェン)とは、五種類の香辛料を合わせて粉末にしたものです。この五種類の香辛料とは、山椒(サンショウ)、八角(ハッカク)、桂皮(シナモン)、丁子(クローブ)、小茴香(ウイキョウ)、陳皮(チンピ)です。 五香粉は、肉や魚の臭みを消し、独特の香りで料理の風味付けに使われるほか、非常に重要な薬用効果があります。もともと、五香粉の材料はすべて生薬として使われているものです。

さらにシナモンスティックをつぶして加えます。

燻製のチップの準備です。お米・紅茶・ブラウンシュガーを混ぜます。

先ほど作ったスパイスをダックの内・外にまんべんなく練り込みます。その後冷蔵庫で一晩寝かせます。

水分をよく取って背中からはさみで開きます。

シドニーのスーパーではチキン・ターキー(七面鳥)と並んで、ダックも冷凍のそれがホール(丸ごと1羽)で売られています。

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